2020年01月03日
スウェーデン映画/ボーダー2つの世界/ヒロインの彼は犬の訓練士

ヒロインのティナはスウェーデンの入国管理局で働いています。ティナは目の前を通る人が違法なことをすると察知する特殊な能力がありスーツを着た身なりの良い男性の持っていた携帯電話のメモリーカードに児童ポルノを見つけ警察からも評価を受けるようになりました。
今回は感想でなく犬を飼っている立場から犬が出てくる映画として紹介したいと思います。
ティナは奇形な顔を持ち人々との交流は少なく自然に囲まれた家で恋人のローランドと過ごしていました。
ローランドは時々犬のトレーナーのようなことをしていますが基本的にはテレビを観たり酒を飲んだり惰性に過ごしています。ティナはそんなローランドでも居るだけ幸せだと思っていました。
ローランドの飼っている犬の他にキツネや鹿も出てきて動物好きな僕には見応えがありました。既に公開は終了しましたが2019年最後に観た映画でボーダーを選んで良かったと思いました。
2019年11月03日
犬が出てくる映画/アジアの純真に犬が出てきました

主人公は気の弱い男子高校生で駅で恐喝されていました。そこに正義感の強い女子高生が通りかかり「デートに遅れちゃう」と主人公の手を引っ張り逃げることに成功しました。
女子高生が先に降りましたが主人公が名前を教えて欲しいと言うと「次回会った時に…」と言いました。主人公はその駅に通学の時間帯に行くとその女子高生を見かけましたが朝鮮学校の女生徒でした。
その女生徒はチンピラとぶつかりトラブルになりましたが気が強いために相手も本気になり刺されて殺されてしまいました。
主人公は女生徒の葬式を遠くで見ていましたが双子の妹がいることを知りました。2人は偶然に駅で会い主人公は双子の妹についてある場所に行きました。
そこは旧日本軍が毒ガス「マスタードガス」を製造した場所でした。2人は穴を掘ってマスタードガスを探しましたがそこに佐藤という男が現れマスタードガスは自衛隊が回収したことを教えてくれました。しかし佐藤からマスタードガスを貰うことができた…というストーリーでした。
佐藤はほとんど話には出てきませんがマスタードガスを両親に撒いて自殺しました。佐藤の家は室内犬を飼っていました。両親に撒く前に犬を部屋から出して自殺しました。
犬を飼う立場としては犬は多分保健所に連れて行かれ不自由な暮らしをすると思うので犬のために生きて欲しかった…と悲しくなりました。
映画は良かったですがその場面だけは心が痛みました。
2019年09月14日
映画「北の果ての小さな村で」/犬が登場しました。

先祖代々大農場を経営する家に生まれた主人公は農場を継ぐのが嫌で教師になりデンマーク語を教えにグリーンランドの人口80人の村に行きました。価値観の違いから苦労しながら成長して行くストーリーでした。
北の大地が舞台で都市生活で当たり前の物はなく自然と密着して人々は生きています。そんな中で犬が出てくるシーンがたくさんありました。
犬ソリで雪原を駆け抜けるシーンは圧巻で犬たちが雪原で休んでいる時は愛しく感じました。古くから人間と犬が共に生きてきたことを感じ犬を飼っている僕には親しみが持てる映画でした。
猟師の祖父が8歳の孫に生まれたばかりの仔犬を抱かせ「お前の犬でいつか一緒に猟に行け!」と言っている場面に絆を感じました。仔犬をとられた親犬が困っているのが気の毒でしたが僕の飼っている愛犬は1度だけ出産をしましたが仔犬は間もなく亡くなってしまったことを思いだしホロリとしました。
劇中子連れのシロクマが登場したのも印象的でした。一般の人とこの映画の話題で盛り上がることは無いと思いますが犬が好きな人は楽しいと思います。時間ギリギリに着き途中諦めようと思いましたが観て良かった映画でした。