2019年11月24日
佐古忠彦監督舞台挨拶/米国が最も恐れた男カメジロー不屈の生涯










佐古忠彦監督は2年前の11月26日に長野ロキシーさんに来たことがありましたがその時は行かれずに今回がカメジローの作品を初めて観ることになりました。
格好良いカメジローばかりでなく違った面を知りたい…
どうして不屈の精神を宿すことが出来たのか?
そんな思いからカメジローの2作目の制作に入ったそうです。
カメジローは日記を残しその数は230になりエピソードが多過ぎて当初は3時間半を越えてしまい削って128分にしたそうです。エピソードが多いのが魅力であり編集泣かせだったそうです。
佐古忠彦監督はTBSで筑紫哲也氏のNEWS23等に携わったそうです。筑紫哲也氏も沖縄に関わったことがあり影響を受け96年秋の少女暴行事件があった頃から沖縄に取材や調査に行っていたそうです。
沖縄に行くと日本が良く見えると話していました。TBSは亀田選手の1件があり報道機関としてはどうかと思っていましたが佐古忠彦監督の熱意を感じまだまだ捨てたものではないと思いました。
この映画は8月17日から沖縄で公開が始まりました。前作では300人の劇場に100人以上が入場出来ずに混乱したので今回は抽選券を発行したら抽選券目当てに行列が出来たと話していました。3ヶ月が過ぎても公開されカメジローが愛されていることを感じたエピソードでした。
最初は取っ付き難いイメージがありましたが沖縄の近代史を代表する人物でストーリーが進むに連れて尊敬の気持ちが強まってきました。筋が通っている人を見ると爽快でありエネルギーをもらえるような気持ちになりました。
佐古忠彦監督素晴らしい作品を世に出していただきありがとうございました。映画のヒットと更なる活躍を願っています。