プラネマン便り４

僕は４０代になってからクラシック系の音楽に興味を持つようになり演奏会の観賞回数は２００回を越えています。何回か行くうちにその演奏会の開催を知ると季節を感じる風物詩的な演奏会が出るようになりました。その１つが毎年９月の３連休に開催される飯綱ムジカフェスタです。


長野市出身のギタリスト篠原正志さんが主催、飯綱高原にあるアゼィリア飯綱で２泊３日一流の講師のもとで泊まり込みで音楽に励む参加型音楽会ですが一般向けにロビーコンサートを開催して僕もそれが楽しみでアゼィリア飯綱に行っています。


今年は今日９月１４日から飯綱ムジカフェスタが始まり初日のロビーコンサートに行きました。今年は１０回目の節目の飯綱ムジカフェスタで講師の演奏は素晴らしかったですがちょっと心に引っ掛かるものがありました。


会場のアゼィリア飯綱が黒字化の目処がたたず今年度末に廃止になるかもしれない…ということでセンチメンタルな気分になりました。

地元の人はアゼィリア飯綱を集会所に使用しているので存続を求めていますが山の駅をつくる案もあり現時点では何とも言えません。個人的には馴染みのあるアゼィリア飯綱なので民間が買い取って有効活用して欲しいですが…


高原の爽やかな空気と美しい曲の余韻の中で明日のロビーコンサートは行かれないので最後のアゼィリア飯綱になってしまうのか…一抹の寂しさを感じながら電気が灯るアゼィリア飯綱を後にしました。