2020年06月02日

ロケ地は戸倉上山田温泉/永瀬正敏主演/ファンシー6月5日迄公開

長野ロキシーさんで6月5日迄公開しているファンシーという映画を5月30日に観賞しました。この映画は千曲市の戸倉上山田温泉をロケ地にしていたので楽しみでした。

永瀬正敏さんが演じる鷹巣明さんは失踪した父親の後を継いで彫り師をしており昼間は郵便配達をしていました。普段はサングラスを外さない胡散臭さがする人物でした。

鷹巣明は南十字星ペンギンのペンネームで月刊ファンシーポエムという雑誌に寄稿して女子学生から絶大な支持を得ている窪田正孝さん演じる詩人と気が合い郵便配達をした後で長居をしていく間柄でした。

南十字星ペンギンは小西桜子さん演じる月夜の星という女性と文通していましたがある日月夜の星は南十字星ペンギンの家を訪れ妻にして欲しいと押しかけそのまま居つきました。

ある日出版社からパーティーの案内が来ました。南十字星ペンギンは人付き合いが極度に苦手でパーティーに行かれないので月夜の星と鷹巣明がパーティーに行くことになりました。

月夜の星は鷹巣明があまり好きではなかったのですが鷹巣明の方が場数を踏んでいるし月夜の星は酒に酔い鷹巣明のペースに引き込まれて行きました。

南十字星ペンギンは初めてストリップをみたら生身の女性にはまってしまい3人の関係は次第に変わって行き…

冒頭から戸倉上山田温泉の温泉マークが映り鷹巣明が郵便配達している場面では戸倉文化会館の建物が見え棚田やウォリアーズのポスターが張られているのが見え地元がロケ地になるのは楽しいと思いました。

ヤクザ関係の人もたくさん登場して皆さんはまり役で見応えがありました。

劇中インパクトがあったのは小西桜子さんの濡れ場で真面目そうな文学少女の月夜の星が乱れていく姿にエロスを感じスクリーンに釘付けになりました。

劇中登場する人は現実社会では適応出来ない人ばかりでそんな人たちが生きている姿は滑稽でありながらも親しみを感じ上映終了まで1回も時計を見ることなく終わりました。

鷹巣明が「泥舟に乗っていても自分の人生時間」だと語る場面が説得力がありました。

関係者の皆様楽しい映画をありがとうございました。そして戸倉上山田温泉をロケ地に選んでいただきありがとうございました。6月5日までの上映になりますが期間中の盛会と全国的なヒットを願っています。



Posted by プラネマン4 at 23:16│Comments(0)
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